株主優待券の雑学は?知っておくと便利なことはある?

株主優待券の雑学は?知っておくと便利なことはある?

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●株主優待券の雑学は?知っておくと便利なことはある?
株主優待券は文字通り、その株式会社に投資した人に対して与えられるものでその会社の商品券などがもらえます。投資目的ではなくその会社を応援したいという人にとってはありがたい制度ですよね。そこで今回はそんな株主優待券の雑学などを紹介します。

●株主優待券の雑学
今回紹介する株主優待券の雑学は
・たくさん株を買うと本当に得なのか
・株主優待は日本独自のもの?
・株主優待券は売れる?
・1株投資でも株主優待券はもらえる?
の4つです。

まず、たくさん株を買うと本当に得なのかについてです。あくまで優待に関してですが、基本的に1つの企業の株を買えば買うほど損です。これについては実例を挙げればわかりやすいと思います。

例えば日清食品の場合、保有株の口数によってもらえる商品の額が異なります。年換算で、100株~299株だと3,000円分、300~999株だと7,000円分、1,000~2,999株だと9,000円分、3,000株以上だと11,000円分です。

この際、口数に対して最も還元が大きなものは100株購入です。したがって先述の通り株はたくさん買うと優待面では損をすることになります。

次に、株主優待は日本独自のものということです。欧米では株主優待はメジャーではなく、基本的にその分を配当に回しています。

これに関しては諸説ありますが、有力なものでは日本人は個人投資家が少なく、彼らを市場参入させるために企業側が特典を用意して呼び込もうとしているからと言われています。欧米人は平等かつ合理性を求めるきらいがあるため、その国民性によるのかもしれません。

また、あまり知られていないかもしれませんが株主優待券は売れます。これはヤフオクやメルカリなどのフリマアプリや金券ショップで現金化できます。金額的には損をするのですが、投資目的で株を購入し、そのサービスは利用しないということであればかなり有用です。

特に人気な優待券は額面の9割以上で買い取ってもらいやすいうえに期限もあるため、使わないのであれば売却するのがおすすめです。

最後に、1株投資でも株主優待を受けられるのかについてです。LINE証券やSBI証券などの有名な証券会社がよく1株で株主になれる!と宣伝していますが、結論から先に言うとそれでは株主優待は受けられません。

株主優待は基本的に単元株(100株単位)からでしか優待を受けられないため、それに満たない1株投資では不可能です。優待を受けるには最低でも20万円程度必要なので、軍資金には注意しましょう。ちなみに純粋に優待券飲みが欲しい場合は金券ショップやフリマアプリなどで簡単に手に入ります。

●まとめ
株主優待は株式投資の魅力の1つです。配当だけでなくその会社の限定商品なども手に入るため、資金に余裕があれば参加してみるのがおすすめです。

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